令和2年度第二回定例会一般質問全文掲載 

第二回定例会で一般質問を行いました。主な質問は「GIGAスクール構想を踏まえたオンライン学習について」「アフターコロナにおける中野区が目指すべき街づくりの考え方について」「ちづくりにおいての観光の位置付けについて」になります。下記に質問全文を掲載いたします。

令和2年度第二回定例会一般質問全文

令和2年度、第二回定例会にあたり、中野区議会自由民主党議員団の立場から一般質問を行います。質問に先立ちまして、現在も猛威をふるっている新型コロナウィルスにより亡くなられた方の冥福をお祈りし、被害を受けている方々に心からお見舞い申し上げるます。

そして、収束に向けて従事してくださっているすべての方々に心から感謝申し上げます。私たち自由民主党議員団も今後、中野区民のために責任を果たして参ることをお約束申し上げます。

それでは、質問に入りますが、質問は通告通りでその他の項目はございません。

最初にお伺いしたいのは、GIGAスクール構想を踏まえたオンライン学習についてですが、コロナウィルスが与えた生活様式の変化は、教育現場にも大きく影響を及ぼしています。

現在、文部科学省では、GIGAスクール構想の実施の要綱を示し、実際に熊本市や隣接の渋谷区などでも採用され、教育のICT化が推進されているところであります。

中野区においては、コロナ対策の一環として5月の臨時会でも示された通り、中学3年生から順次、区内の生徒たちに機器の貸与を行なわれています。しかし、この対策は、今後10月までの貸与となっており、その後のICT教育の対策は、何ら触れられておりません。

先ほど述べた熊本市や渋谷区に見られるようなGIGAスクール構想を今後、活用するべきと考えますが、中野区としては、現在の対策からGIGAスクール構想へどう移行させていくのか、並びに教育現場におけるICT環境の現状をお示しください。

それでは、ICT化が子供達にどんな効果を与えていくのか伺って参ります。先ほども申し上げたように今後、皆さんの生活様式が大きく変わる可能性が高まっています。一つには、テレワークを代表とする働き方です。将来、オフィスに通い、業務を行うことから自宅においてインターネット環境を活用し、様々な業務を行っていく、そういった時代になっていくと想定できます。

そこから考えると令和の時代、現在よりもコンピューターを使えることが基本的には大前提となっていくのだと考えます。そのためには、子供の時からコンピューターに慣れ親しむ環境や情報リテラシーの向上を教育現場で培うことが必要不可欠になっていきます。

必要な能力としては、小学校プログラミング教育の手引きによりますと、

コンピューターをより適切、効果的に活用していくためには、その仕組みを知ることが重要です。コンピューターは人が命令を与えることによって動作します。端的に言えば、この命令が「プログラム」であり、命令を与えることが「プログラミング」です。プログラミングによって、コンピュータに自分が求める動作をさせることができるとともに、コンピュータの仕組みの一端をうかがい知ることができるので、ンピュータが「魔法の箱」ではなくなり、より主体的に活用することにつながります。
(中略)
こうしたことから、このたびの学習指導要領改訂において、小・中・高等学校を通じてプログラミング教育を充実することとし、2020 年度から小学校においてもプログラミング教育を導入することとなりました。

https://www.mext.go.jp/content/1421740_002.pdf

と記されています。

これらのことを踏まえると感情的・感覚的に物事を進めるのではなく論理的に物事を考える論理性がその一つ目に当たると考えます。

次に現在、スマートフォン、タブレットで情報を得ることは容易なことです。しかし、昨今の状況を踏まえると情報の真偽に対して見定める能力が乏しい事例が見受けられ、先ほど申し上げた情報リテラシーが重要になってきます。SNSなどで様々な投稿を行っている生徒は、自分自身で情報発信をしているため、情報の真偽を見極める情報リテラシーが磨かれていると情報工学の大学教授の話を聞いたことがあります。

こういったことから考察すると自分自身で情報発信していく能力、すなわちプレゼンテーション能力が磨かれれば情報リテラシーが向上していきます。そこからプレゼンテーション能力も必要である二つ目の能力であると考えられます。

以上、一つ目の論理性、二つ目のプレゼンテーション能力を向上させていくためには、今後、中野区がICT教育においてどんなハードとソフトを選ぶかが大変重要になると私は確信しておりますが、中野区の見解をお示しください。

今後、GIGAスクール構想と並行して事業を進めていかなければ、二度手間となり、予算と労力が無駄になってしまうと考えます。各自治体においては、先ほど申し上げた児童生徒たちの論理的思考、プレゼンテーション能力の向上、オンライン授業、AIドリルなどの導入を目指した中長期的な戦略・計画がなければ一般財源を使ってまでもPCを手に入れても宝の持ち腐れになりかねません。

中長期の戦略なしにはGIGAスクール構想を進めることは認められないと考えます。教育委員会、教育現場それぞれがしっかり連携をし、中野の未来を担う子供たちの取り巻く教育環境がさらに充実することを心から願い、この項の質問を終わります。

次にまちづくりについての質問を行います。